試験体No.3とNo.4の、解体損傷観察の模様を記録した映像です。
2月3日の試験体№3に続き、4-5日に試験体№4(石場建て・土壁仕様)の損傷観察を行いました。
他の試験体と同じく小屋組や横架材には大きな損傷は見られませんでしたが、柱の大きな損傷として、通柱柱脚の折損があります。
この損傷は実験中に既に確認されていましたが、解体をして改めてどういう状態で折損しているかを確認しました。
損傷を受けた原因を探るため、この日は他の部会からも損傷観察員が派遣され、作業後に会議を行いました。
試験体の詳しい損傷の状況は、3月19日(京都)、3月26日(東京)に開催するフォーラムでご説明を行う予定です。
2月3日に試験体№3(2階建て・土台仕様)を解体しながら、実験時には確認できなかった仕口の内部や細かな損傷の観察と記録を行いました。
e-defence敷地内に保管してある試験体を小屋から解体し、部材を地上に置いて仕口の状態をチェックします。
全ての部材は写真撮影をし、損傷がある部分は図面に記録します。
小屋組には大きな損傷がなく、仕口もほとんど刻んだ時のままでしたが、通柱と管柱一部は柱脚のほぞが破断していました。
弱軸方向にほぞが根元から折れていたもの、土台からの引き抜きが働いた時に込栓部分が引っ張られて千切れていたものと、大きく2種類の破断がありました。
2月5日には試験体№4の解体・損傷観察を行います。
休日返上で、作業は、続けられました
振動台の上に移動が完了しました
本日は、変位計などの取り付け作業が行われてます
13、14と実験が行われます
また、このサイトで実験の様子をお伝えいたします
後日、動画も配信予定です
本日、実大実験が、独立行政法人 防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター(Eディフェンス)にて行われました。
1月6~7日は、試験体NO1NO2(平屋 石場立て)が行われております。
詳しい実験結果につきましては、後日、フォーラムで報告いたします。
また、動画につきましては、編集でき次第公開いたします。
制御室より試験体 右 NO1 左NO2(加振A)
荒壁パネルを交換して、壁配置を変更する(加振AからBへの変更作業)
床に止めてあるのは、鉄板の錘(オモリ)です
左が、NO4の試験体(公開実験の際に使用)1月20~21日に実験します。
まん中は、NO3の試験体 1月14~15日に実験します。
右は、N01の試験体で、本日実験中。
解析WGの委員が、実験結果を元に、解析と加振結果を検討する(制御室内)
予定時間より1時間ほど早く加振終了し、明日の実験の準備をいたしました。
(緑の列島NW 大江)
材料部会の材料品質・接合WG内に天然乾燥SWGをつくり、伝統構法に使用する材料の検討をしております。
高温乾燥材による内部割れの多い材料では、仕口や継ぎ手を駆使する伝統構法には、適していないのではないかという意見があり、では、天然乾燥材がどのように流通し、実際のところどのような自主基準で製材所が商品として出荷しているかという実態調査をします。
まずは、天然乾燥をを行っている製材所へ、アンケート調査表を送り、概要を把握してから、調査すべき内容のある製材所を全国から抽出して、現地調査し、製材所の様子や乾燥方法の様子、山から木材をどのように調達するか、あるいは、山での木の伐採方法などをヒヤリングします。
10/3 徳島県で、4件の製材所、木材業の方にヒヤリング調査を実施してきました
今後、奈良県、愛知県、静岡県、福島県、大分県、熊本県などで引き続き調査予定です。

亀井林業㈱の亀井さんより、自社林からの杉材の管理、伐採方法などについてヒアリング

(有)三枝林業の三枝さんより製材所における天然乾燥の方法についてヒアリング

(三枝林業)挽いた杉材は、露天で雨にあてて、2~3カ月乾燥させてから、屋根があり、日や雨の当たらない場所へ移動させて風で乾燥させる。

構造材の乾燥用のストックヤード
手前は、丸太置き場

親和木材㈱のストックヤード 造作材の注文を受けたら、このなかから寸法にあうものを取り出し、長さをあわせて出荷する
それぞれに、製材した日付がかかれている
葉枯らし乾燥をした丸太から製材をする

㈱佐々木材木店の佐々木さんに、ヒアリング。
ここは、自社の山の木(主に60~80年生)の杉の木を板材として製材している。
天然乾燥材のみを製品へと加工している

製品化された杉板材
ここでも、製材当初は、露天で乾燥を2~3カ月する
今回は、徳島県で4社よりヒアリングを実施いたしました